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アルザスの猫 アルザスのコルマールに滞在した時、アルザスのワイン街道をドライブした。 葡萄畑の中に教会を中心にした小さな村落が点在する。 村の奥まった広場にシュバイツアーの家が忽然と現れたり、 教会の屋根のてっぺんに「こうのとり」の巣がつくってあったりする。 ボージェ山脈の小高い山の頂にジャン.ルノアールの「大いなる幻影」のロケ地に成った そして,或る村落で地のワインを飲んでいたら猫に出会った |
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2、3日前、「嘆きのテレーズ」を懐かしく観た。 若き頃この映画を観てシモーニュ・シニョレに恋憧れたものだ。 当時、沢山の若手の女優がゴロゴロしていたのに何故だか判らない。 あの当時は気が付かなかったが、黒猫が存在する。 極めて重要な存在だ。 昔の誰かの絵の連想出来る構図でも有る。 残念ながら黒猫の出現する場面を私のパソコンでは録画出来なかった。 |
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ロン・バーンズ、熱心な動物愛護家だ。 専らホームレスの動物たちの写真を撮って肖像を描き、 其の収益をシェルターに寄付している。 この猫もそんな境遇の猫だったのかもしれない。 |
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山口華楊は黒猫が好みの様だ。 猫の魔性、獰猛性、野獣性を黒で強調している。 豹の模様を付ければ豹に変貌し、大きさも豹の大きさになる。 |
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顔付は如何にも知性で溢れているけど、身体の線、縞模様の線の一端にも女の情念が籠っている。 そして、其の情念が線となって猫にも連なっている。 猫には何事も判っているのだ。 ドニはボナール、ヴュィヤールなどと共にナビ派と称されている。 |