残念バンコク記2
20050910
今回の旅の目的は、ポルトガルで彷徨う、だ。
9月14日発エアーフランス、リスボン行きのチケットを発券する。
リスボンへの直行便は無く、ヨーロッパの主要都市経由となる。
久し振りに一週間ほどルーブルでもゆっくり観ようかとパリ経由とする。
今迄の旅は中国雲南をはじめ東南アジア方面が多く、殆どがバンコク経由だ。
我々の年代では日本からヨーロッパへの直行はチトしんどい。
バンコクーパリーリスボン往復3ヶ月オープンチケットが日本円で約118,000円、
日本で買うのと余り差が無いような気がする。
さて、取敢えず、ポルトガルまでのチケットは準備出来た。
何しろポルトガル語は「有難う」も「こんにちは」も出来ない。
中国やバンコクの様に拠点も無い。
3ヶ月前位から準備取り掛かった。
ポルトガル情報は持参したノートパソコンにぎっしり詰まっている。
ノートパソコンが使えない時の為の最低限の情報もコピーして来た。
基本的な旅行計画の肉付けを始める。
旅行案内書、地図、トーマスクック時刻表、
トーマスクック時刻表は見てるだけで楽しい。
必要な部分だけ切り取るから直ぐボロボロになる。
何といっても一番頼りになるのは先人達の旅行記、ネット情報。
しかし、私が計画したような比較的長期の貧乏旅行の参考になるような旅行記は見当たらない。
そんな貧乏旅行を楽しみたい人の為に少しく情報を記そうと思う。
衣食住の衣はなんとかなる。
食と住をどれだけ綿密にプラン出来るかが今回の放浪旅のキーポイントだ。
「食」、
やはりご飯が中心、娘が用意してくれた一合炊き炊飯器が威力を発揮しそうだ。
と言って、ご飯だけでは生き永らえない。
ネットに掲載された先人達の旅行記の「食」の写真を収集する。
何しろポルトガル語は全く駄目、ややこしい「食」の名前を全く覚えられない。
レストランで、この写真を手にして「これを下さい」と言う魂胆だ。
コンビニ、ファミリーレストランも多いと聞く。
100円ショップ如きものもあるようだ。
しかし、今回の旅は田舎廻りが多い。
ま、日本と食生活が似てる部分が多いと言うから何とかなるだろう。
「住」、
これが問題だ。
約三ヶ月の滞在中、約20箇所に滞在する。
安く上げるためにユースホステル(YH) での宿泊が主となる。
このYHの予約でバンコク滞在時間の大半を過ごす事になる。
ポルトガルのYH組織は二つあるようだ。
一つは、全世界レベルの組織。
日本ユースホステル協会(http://www.jyh.or.jp/index2fr.html)の
海外ユースホステル予約(http://www.hihostels.com/openHome.do)の
ポルトガルを辿ると、10箇所程のユースホステルに直行出来、
簡単に予約が出来る。
もう一つは国内組織らしい()。
こちらでは50余りのYHの案内があり、ほぼポルトガル全土を網羅している。
その中には幾つかオンラインで予約可能なところもあるが、
殆どがメールでの予約となる。
尚、こちらは会員になる必要があるが、オンラインで簡単に会員になれる。
上記二系列をネット上で辿ると、各YHの案内が結構詳しく出ている。
料金は、Multiple bedroom で7.5から15.0ユーロ、田舎ほど安い。
Double bedroom with bathroom で20から30ユーロが普通だ。