ハノイ記5
ハロン湾3

三日目、船は雨の中をハイフォンへ向かう。
絶景の連続。

 

 

また、メンバーが変わっている。



若いドイツ娘が三人加わった。
良く喋る。

周囲の島、高さは10mから20m位か。
山峡の様な鋭さは無い。
桂林の水墨画風景とも違う。

 


陽ショの様なお盆を伏せたような物でもない。
兎も角、この辺り一帯は世界遺産だ。

無数の小島を縫って船は進む。
船が泊まると若者達が泳ぎ出した。



水の中から手招きする。

物凄いスコールが来た、と思うと晴れ上がる。
屋上に出ると新しいメンバーのドイツ娘が想いに耽っている。
カメラを向けるとニコッと笑顔がこぼれる。




ハイフォン、ベトナム戦争時、米軍によって大規模な封鎖の有った所、
ハノイの海の玄関口だ。

民家調のレストラン。

 

 

何を食べているのか判らない物を食べる。
あと3時間でハノイ、ビールをぐっと堪える。


ホテルにズボンを忘れて来た。
最近、とみに忘れ物が多い。
ガイドのおねえちゃんが、
「後で届けます」
と安請け合いをしたがどんなもんか?

つづく

 

ハノイ記1ハノイ記2ハノイ記3ハノイ記4ハノイ記5ハノイ記6ハノイ記7ハノイ記8ハノイ記9